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DEATHNOTE 考察・二次創作とウィンチェスター旅行記
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London Waterloo station

※ 画像はロンドンからご当地へ向かう列車です。


私は、たまたま、この春にイギリスに旅行する予定がありまして、時期で言ったら、ちょうどアニメのキー局スケジュールで、25話『沈黙』が放映されたのとまるかぶりの日程でロンドンに滞在していたもので、これはもう、ネタとして聖地巡礼までしておくところだろうと。

折角、こういう狙い清ました様なタイミングで都合のいい流れでイギリスに居るんだったら、ウィンチェスターまで行くというフラグを立てて来よう!と、ちょっと足を延ばしてきたんです。

+ + + + + + + + + +

※管理人は日本語以外は判らず、全く旅慣れていない、海外ど素人です。
おそらく相当とんちんかんな事を書いていますので、当サイトに書いてある事は鵜呑みになさらずに、適宜、ご自身で調べられるのをお薦めします。
むしろ、こちらをご覧の詳しい方に、正しい知識を教えていただける様でしたら、有難いです。



ちなみにウィンチェスターミステリーハウスは、アメリカのシリコンバレーにある場所で、イギリスのウィンチェスターとは関係がありません。


私の場合は、謙遜じゃなく英語が出来ず、道聞いても判らない位の勢いだったのと、海外なんて添乗員さんの後着いて行けばいい、農協月へ行く方式のゴリゴリのツアーでしか行った事が無くて微塵も旅慣れていないので、ヒィヒィ言ってましたが、いざ行ってしまってみると行くのにそんなに手間隙掛かる場所じゃなかったです。


イギリスにさえ行ってしまえば、そこからウィンチェスターは近い。


ロンドンの、Waterloo駅ってタリスやユーロスターなど外国と行き来する列車が出てる大きな駅から、順調に行けば、National Railで一時間半くらいで行けます。


私が使った、当日の朝に買った日帰り往復チケットは、往復£23でした。
(イギリス、オリンピックに向けて鉄道運賃が続々上がっているようですので、あくまでも、行った時点での料金だと思って下さい。)


で、この際に気をつけた方がいいのが、交通機関のチケットは、様々な料金でそれぞれの条件、平日ラッシュ時以外しか使えないものなど、色んな種類が出てるんですね。
当日買った場合は、往路だけでも£20位とか訳の判らない料金設定になってたんで、日帰りするなら往復にした方がお得ですし、前日の夕方までに買ったり、事前に予約しておくとまた違うようなので、 調べてから行くのをお薦めします。


私は向こうで熱を出してしまって身動きとれなくなって、ぎりぎりまで行けるかどうか判らなかったものですから、向こうのドラックストアで買った薬で、力技でちらして、日本に帰る前日に勢いで日帰りして来たので、そこいら辺、かなり限界がありました。

もし日程に余裕があって現地泊が出来る様なら、同じくロンドンでも、Victoria駅の近くから出てる長距離バス、コーチで行った方が、ずっと安上がりです。

片道3時間以上は掛かる様ですが、£7位で行けます。


また、他の都市からだと、場所によってはもっと近いと思いますし、空港も、最寄りは私が使ったヒースローとは違うようです。


ちなみに、この時に飲んだ風邪薬が強烈な代物でした。
さすが薬事法の違う外国、前日まで動くのもしんどい位の風邪が一撃で治まって、精力的に観光が出来るほど回復したという、そら恐ろしい効きのよさでした。

後から思えば、薬を飲んでる間、たぶん何かがキマってるような状態だったんじゃないか。
そういう疑念のわくような、普段じゃ考えられないトラブルもあったものですから、この風邪薬については、追い追い改めて記事にしたいと思います。



で、ですね。


ただでさえ全く旅慣れていない奴が、そういう万全じゃない状況で、勢いだけで知らない土地に一人で行こうとしてる訳ですから、普通だったら絶対にそこには引っ掛からないような落とし穴に、ことごとくハマってしまいがちだったりしますよね。


今回もね、やっぱり、一筋縄では、済まなかったんです。

開閉ボタン

※ 画像は列車のドアの開閉ボタンです。



私の乗った電車、ご当地に着く手前で、止まってしまったんですよ。


もう少しでご当地に着くなとワクワクして、吞気な気持ちで早朝から開いてる駅の売店で買ったベーグルを片付けていたら、いきなり、訳も判らないまま問答無用で電車降ろされたんですよ。


後から思えば、行ったのがイースターの時期だったので、バンクホリデー、休日を狙って工事をしていたのか、一部、路線そのものが不通になってる区間があったみたいで、その区間は長距離バスに振り替え輸送になってたらしいんですが。


英語が全く出来ない癖に、ロンドンからウィンチェスターには一人で行ってしまった私は、経路検索サイト(リアルタイムで運行情報が反映されてる訳ではない様子)を頼りに動いていたものですから、そんな事になっていると判っていなかった上に、アナウンスも聞き取れなかったものですから。
何が起こっているのかも、全く分からなかったんですよ。


ええもう、一撃で大パニックですよ。


今、イギリスって、テロの対象にされてるじゃないですか。
実際、ロンドンに着いた初日に、地下鉄が混雑してるので、止まっている路線でもあったのかなと、遅延やなんやかやがあれば、たいていそこに書いてある駅備え付けのホワイトボードを見ても何も書かれていないので、おかしいなと思ったら(ロンドンの地下鉄は、全線まともに運行している事がまれというくらい、日々、普通に止まります)


「何も悩まず、今すぐ駅から離れなさい」


英語では何て言ってたのかは忘れましたが、そんな感じのえっらい剣呑なアナウンスが、いきなり繰り返し流れだして、地下鉄機構内から退去させられたりとかしてるんですよ。
こっちにしてみたら、勝手の判らない土地でそんなの焦るじゃないですか。
それなのに、周りの乗客は誰一人、原因を問いただすとか、走って将棋倒すって様子もなく、普通に悠々と歩いて駅から出て行って、各自、自分の目的地に向かうであろうバスに乗って移動していっていて。
その、全く動じない、手慣れた様子に、逆にびびらされたんですけど。


代表的な車窓風景

※ 画像は、ご当地付近の代表的な車窓風景です。



ウィンチェスターのあたりって、田舎なんですよ。


いちめんのなのはな いちめんのなのはな いちめんのなのはな いちめんのなのはな いちめんのなのはな いちめんのなのはな いちめんのなのはな かすかなるむぎぶえ いちめんのなのはな 

(「風景」山村暮鳥)
 
※作者は1924年没。
日本国内、及び、ベルヌ条約加盟国ベースでの著作権の保護期間、死亡時起算主義で50年以上経過しているので、引用に法的問題はありません。



言葉通りの意味で、そんな感じなんですよ。


地平線までずっと菜の花畑、麦畑が続いていて、視界に民家が入らない地域が続くような立地なんですよ、街を一歩離れたら、次の街まで視界を遮るものは何もないってぐらいの、本気の田舎。
私、ソロ活動で聖地巡礼に向かっていましたから、しかも翌日には日本に帰る予定でしたから、そんなところで放り出されたらシャレにならないので、そりゃもう必死ですよ。


この時もまた、周りの乗客は実に何とも普通なご様子だったもんですから、大パニックになってる私は却って焦りスパイラルですよ。


この人達は、予想外の事が起こっても、基本的に動揺するって事が無いんじゃなかろうか。
傍目からそんな誤解を招いていそうな、落ち着き払った態度で、黙々と駅から離れて、色んな方面へ行く長距離バスに速やかに振り替え輸送されてゆくイギリス人の流れの中に取り残されて。


獅子をも倒さんばかりに一人大テンパリしまくった私は、とりあえず、ウィンチェスターウィンチェスター叫びまくり。


どうやら、いずれかのバスに乗ればいいらしいという事が判り、こういう時にはやたらめったら必要以上にクールに見えてならない係員の人にウィンチェスターまで行くバスを教えて貰って、ようやく乗り込んだ時には。



現地に着く前に、既に心から疲れ果てておりました。



ここをご覧になって下さっている方には、こういう無茶をする馬鹿はいらっしゃらないと思いますが。
もしも、本気でご当地に行かれる方がいらしたら、くれぐれも、事前の下調べを大切になさって下さい。


…今回起こったトラブルはこれ一つだけじゃないのですが、それについては、追い追い、また別の記事で語らせていただきます。







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