Lで時かけ妄想をしています。
時をかける少女のように、未来の技術でタイムリープしているのではなく。
限定された時間移動能力を持っていたらというパラレル捏造設定について語っています。 (小説ではありません)
※Lの死について言及していますので、ご注意下さい。
時をかける少女のように、未来の技術でタイムリープしているのではなく。
限定された時間移動能力を持っていたらというパラレル捏造設定について語っています。 (小説ではありません)
※Lの死について言及していますので、ご注意下さい。
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時間旅行とは、パラレルワールドを行き来してるだけなのではないか。
また、その中でも、意識だけが時間移動をしている状態が、予知能力と呼ばれているのではないか、という説があります。
それを推し進めて。
Lは、自分の寿命の範囲内であれば、自分自身の生きた身体の中に限り、その時点での意識を持ったまま、時間移動する事が出来るというのはいかがでしょうか。
思考の上で、シュミレーションを重ねる様に。
現実で、ありとあらゆるパターンを模索してパラレルワールドを量産し、どれを選択するのか、Lが選びとる事が出来る。事件の起こる瞬間に誰よりも早く居合わせる事が出来る、そういう能力を持っているからこそ、Lは世界の切り札となったのではないでしょうか。
そもそも名探偵というのは、推理が出来るとか、能力的なスペックがどうかだけではなく。
事件に巡り合う才能が無ければ、名探偵としての資質があるかどうかすら判らない。
探偵とは、いかがおうにも事件に巡り合う、そういう星のもとに生まれついた人物であるといえるので。
それが出来るからこそ、Lは世界の世界の名探偵で、あの超法規的な役職は、彼の優れた頭脳に対してだけではなく、彼にしかなしえない、その能力に対して与えられたものなのではないか、そう仮定してみます。
藤子・F・富士雄の『TPぼん』というタイムトラベルものでは、パラドックスや歴史の改編を引き起こさない範囲であれば、過去をいじる事が出来るという設定の為に、主人公の少年は。
「不幸な死に方をした人を一人でも救いたい」
その一心から、タイムトラベルをし、時間を超えて、過去に、そして他人の人生に関わろうとします。
Lも同じなのではないでしょうか。
Lが探偵として活動し始めたのが8歳なのは、8歳当時に巻き込まれたウィンチェスター爆弾魔事件に巻き込まれ手、炎に捲かれる人々を目の当たりにした事で。
この人達を救いたい、そう思ったのが切っ掛けとなって能力が発現。
8歳以降の、全てのLに。
時間移動してきた自分達にその身を解放して、彼はLになったのだとしたら。
だとしたら、Lに後継者は、そのままの意味ではいません。
この能力を持った人間が、同じ時間の中に複数存在したら、彼の打った手はことごとく無に帰します。いいえ、もしかしたら、パラドックスを量産して、もっと取り返しの付かない事態にだってなるかもしれません。
だからこそ、Lは、自分がいなくなった後の世界のバランスを崩さない様にする為に、常に事件の後手に回るしかない探偵として、表に立たない引き篭もりで、自分やワタリに何かあれば、全てのデータを消去したのだとしたら。
そうやって生きてきたからこそ、彼には、デスノートによる裁きという、人ならざる手による世界への干渉を、否定する事が出来たのではないでしょうか。
キラだと疑いながらも、個人としての夜神月を自分の初めての友人と呼んだ、そこに込められた彼の思いは。
そして、そんなLが、キラ事件で自分が死ぬ事を選んだのは、一体、何故なのでしょうか。
自分のいなくなった時間軸で、彼が実現しようとしたのは、自分が干渉しなくなった世界に彼が夢見たのは、一体何だったのだろうでしょうか。
自分がいない世界の、その先に彼が見ていたものへの興味が尽きません。
世界に干渉するゲームマスター、言うなれば神の視点、キラ事件で事あるごとに忌避していた、神としての視点ではなく、初めて生身の人間として前線に立った彼が。
・・・これはBBの存在が、彼に与えた影響が大きかったのではないでしょうか。だって、Lはキラ事件を担当するに当たり、「竜崎」という探偵コードを選択している訳ですからね。
月との手加減なしの関わり、ミサの生き方、夜神総一郎の父性、捜査本部の面々のそれまでは気にしたこともなかった社会性や摩擦、普通の人の代表格である松田の生命力、そして、食い止められなかった宇生田の死。
モニターや人を介さずに、直接、他人と交わるということの圧倒的な存在感。
近しい人が死ぬという事が、それを自分が助けられないという事実が、どれだけ恐ろしいことなのかを知ってしまった後で。
Lはワイミーズの子供に対しては、きっと、自分は堤防のような役割を果たしていると思っている気がするんです。
自分の境遇に後悔はないけれど、だからといって、他人にも同じことをさせたいと思っている訳ではない。 自分が死んだら、あの子供達が。彼には、その意識が常にあったのではないでしょうか。
Lは家族を持つことはありませんでしたが、よりいっそう、子供たちを、モニターの向こうの人々を、自分が守るべき存在だと感じていたのではないでしょうか。
そうでなければ、ワイミーズの子供たちを差し置いて、月ならLをやれるとは、言い出さなかったんじゃないかと思うのです。
能力の問題では無く、やらせたくなかったからなんです。
キラ事件の捜査にあたって、彼は見てしまったんじゃないでしょうか、最悪の時間軸の数々を。
あらゆる可能性を一生分生きてみる事すらシュミレーションした上で、何度繰り返しても、選択出来る一番の結果はこの時間軸にしか、自分が死んだこの世界にしかないと理解したら。
彼の選択は、もう決まっていたのでしょう。
あるいは彼は、普通の人間に賭けてみたくなったのかも知れません。
メロがした事、ニアが受け継いだ事、SPKの活躍、日本捜査本部の気付き、YB倉庫のあの局面で夜神月を撃った松田の行動。
彼らは、間に合う事は出来なかったかも知れませんが、それでも、決してLの死を無にしてしまった訳ではないと思います。
また、この場合。
Lは引き籠ってアームチェア探偵をやっていると見せかけて、実際には、時間移動してきた老人のL自身であるワタリが動いて事件を解決している。
Lとワタリが同一人物であるととらえることも可能です。
「どうしました、竜崎」
「どうしたんだ、 」
「私は自分の命を諦める事にしました」
Lの死と、ワタリの死は、同時に訪れなくてはならなかったのです。
また、その中でも、意識だけが時間移動をしている状態が、予知能力と呼ばれているのではないか、という説があります。
それを推し進めて。
Lは、自分の寿命の範囲内であれば、自分自身の生きた身体の中に限り、その時点での意識を持ったまま、時間移動する事が出来るというのはいかがでしょうか。
思考の上で、シュミレーションを重ねる様に。
現実で、ありとあらゆるパターンを模索してパラレルワールドを量産し、どれを選択するのか、Lが選びとる事が出来る。事件の起こる瞬間に誰よりも早く居合わせる事が出来る、そういう能力を持っているからこそ、Lは世界の切り札となったのではないでしょうか。
そもそも名探偵というのは、推理が出来るとか、能力的なスペックがどうかだけではなく。
事件に巡り合う才能が無ければ、名探偵としての資質があるかどうかすら判らない。
探偵とは、いかがおうにも事件に巡り合う、そういう星のもとに生まれついた人物であるといえるので。
それが出来るからこそ、Lは世界の世界の名探偵で、あの超法規的な役職は、彼の優れた頭脳に対してだけではなく、彼にしかなしえない、その能力に対して与えられたものなのではないか、そう仮定してみます。
藤子・F・富士雄の『TPぼん』というタイムトラベルものでは、パラドックスや歴史の改編を引き起こさない範囲であれば、過去をいじる事が出来るという設定の為に、主人公の少年は。
「不幸な死に方をした人を一人でも救いたい」
その一心から、タイムトラベルをし、時間を超えて、過去に、そして他人の人生に関わろうとします。
Lも同じなのではないでしょうか。
Lが探偵として活動し始めたのが8歳なのは、8歳当時に巻き込まれたウィンチェスター爆弾魔事件に巻き込まれ手、炎に捲かれる人々を目の当たりにした事で。
この人達を救いたい、そう思ったのが切っ掛けとなって能力が発現。
8歳以降の、全てのLに。
時間移動してきた自分達にその身を解放して、彼はLになったのだとしたら。
だとしたら、Lに後継者は、そのままの意味ではいません。
この能力を持った人間が、同じ時間の中に複数存在したら、彼の打った手はことごとく無に帰します。いいえ、もしかしたら、パラドックスを量産して、もっと取り返しの付かない事態にだってなるかもしれません。
だからこそ、Lは、自分がいなくなった後の世界のバランスを崩さない様にする為に、常に事件の後手に回るしかない探偵として、表に立たない引き篭もりで、自分やワタリに何かあれば、全てのデータを消去したのだとしたら。
そうやって生きてきたからこそ、彼には、デスノートによる裁きという、人ならざる手による世界への干渉を、否定する事が出来たのではないでしょうか。
キラだと疑いながらも、個人としての夜神月を自分の初めての友人と呼んだ、そこに込められた彼の思いは。
そして、そんなLが、キラ事件で自分が死ぬ事を選んだのは、一体、何故なのでしょうか。
自分のいなくなった時間軸で、彼が実現しようとしたのは、自分が干渉しなくなった世界に彼が夢見たのは、一体何だったのだろうでしょうか。
自分がいない世界の、その先に彼が見ていたものへの興味が尽きません。
世界に干渉するゲームマスター、言うなれば神の視点、キラ事件で事あるごとに忌避していた、神としての視点ではなく、初めて生身の人間として前線に立った彼が。
・・・これはBBの存在が、彼に与えた影響が大きかったのではないでしょうか。だって、Lはキラ事件を担当するに当たり、「竜崎」という探偵コードを選択している訳ですからね。
月との手加減なしの関わり、ミサの生き方、夜神総一郎の父性、捜査本部の面々のそれまでは気にしたこともなかった社会性や摩擦、普通の人の代表格である松田の生命力、そして、食い止められなかった宇生田の死。
モニターや人を介さずに、直接、他人と交わるということの圧倒的な存在感。
近しい人が死ぬという事が、それを自分が助けられないという事実が、どれだけ恐ろしいことなのかを知ってしまった後で。
Lはワイミーズの子供に対しては、きっと、自分は堤防のような役割を果たしていると思っている気がするんです。
自分の境遇に後悔はないけれど、だからといって、他人にも同じことをさせたいと思っている訳ではない。 自分が死んだら、あの子供達が。彼には、その意識が常にあったのではないでしょうか。
Lは家族を持つことはありませんでしたが、よりいっそう、子供たちを、モニターの向こうの人々を、自分が守るべき存在だと感じていたのではないでしょうか。
そうでなければ、ワイミーズの子供たちを差し置いて、月ならLをやれるとは、言い出さなかったんじゃないかと思うのです。
能力の問題では無く、やらせたくなかったからなんです。
キラ事件の捜査にあたって、彼は見てしまったんじゃないでしょうか、最悪の時間軸の数々を。
あらゆる可能性を一生分生きてみる事すらシュミレーションした上で、何度繰り返しても、選択出来る一番の結果はこの時間軸にしか、自分が死んだこの世界にしかないと理解したら。
彼の選択は、もう決まっていたのでしょう。
あるいは彼は、普通の人間に賭けてみたくなったのかも知れません。
メロがした事、ニアが受け継いだ事、SPKの活躍、日本捜査本部の気付き、YB倉庫のあの局面で夜神月を撃った松田の行動。
彼らは、間に合う事は出来なかったかも知れませんが、それでも、決してLの死を無にしてしまった訳ではないと思います。
また、この場合。
Lは引き籠ってアームチェア探偵をやっていると見せかけて、実際には、時間移動してきた老人のL自身であるワタリが動いて事件を解決している。
Lとワタリが同一人物であるととらえることも可能です。
「どうしました、竜崎」
「どうしたんだ、 」
「私は自分の命を諦める事にしました」
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